2026/03/30 12:49:25
  • 東雲研修センター  ニュースレター No.82

  東雲研修センター  ニュースレター No.82
{COL2}様

 いつも東雲研修センター及び公式HPをご利用頂きましてありがとうございます。

 東京は桜が満開を迎え、すっかり春らしい季節になりました。やっと寒さから解放され、エアコンの使用時間が短くなったり、すでに使っていないという方も多いのではないでしょうか。そんなエアコンを使わなくなる今の時期ですが、実は今年は“エアコンは使わないけど買い替えを検討する重要な時期”なんです。なぜなら、エアコンの2027年問題が差し迫っているためです。2027年4月以降、省エネ基準が大幅に強化されることで、これまで主流だったスタンダードモデルの多くが製造・販売できなくなり、エアコンの価格上昇や選択肢の減少が起こると考えられています。つまり、壊れたから買い替えるのではなく、壊れる前にどう動くかが、今まさに考えるべきタイミングです。
 さらに、まだ買い替えを検討されていない方も無関係ではありません。もしご自宅のエアコンが10年以上前のものの場合、故障しても修理ができない可能性が高くなってきています。「まだ使えるから大丈夫」と思っていたエアコンが、ある日突然使えなくなる。そんなケースも今後は増えていくと考えられます。

 今後、多くのエアコンユーザーに影響が出る重要なテーマですので、ぜひ今回は一緒に学んでいきましょう。

                                  橋本総業株式会社
                                  東雲研修センター事務局


INDEX
【1】研修情報‥‥東雲研修センター 定期研修情報
【2】エコ次郎先生とエコ娘のなるほど講座‥‥【エアコンの2027年問題】
【3】エアコンの買い替え検討条件
【4】編集後記‥‥エコ次郎の小ネタ横町
 
【1】東雲研修センター 定期研修情報
 東雲研修センターの定期研修は、直接のお客様だけでなく、メーカー様や関係団体、橋本総業(株)と多少でも関係のある方々でしたらどなたでも受講できます。
 現在東雲研修センターで募集している研修のご案内です。特徴は、座学だけでなく研修によって現調、試運転、設置、組立などの実習が含まれていて、ホームページから申し込みが出来ます。是非ご検討下さい。


【現在受講生募集中の研修一覧(2026年7月まで)】
予定日研修名時間受講料(税込)定員
4月23日(木) ※便器・ウォシュレット設置研修   10時〜15時  12,000円  20名  
5月15日(金) ガス可とう管資格研修   10時〜16時  17,000円  50名  
5月21,22日(木金) ※多能工研修/トイレ内装工事   10時〜17時  一般99,000円/みらい会49,500円  4名  
5月26日(火) システムバス現調研修   10時〜15時  8,000円  15名  
6月2日(火) 配管接続研修   10時〜14時  8,000円  20名  
6月18日(木) ※パッケージエアコン施工研修   10時〜17時  17,000円  8名  
7月7日(火) システムバス現調研修   10時〜15時  8,000円  15名  
7月22日(水) ガス給湯器現調研修   10時〜15時  8,000円  15名  
※弊社の口座がある販売店様に取引のあるお客様限定


◎東雲で開講の研修は昼食をご用意しています
◎受講料は税込です


2026年度の全研修スケジュール・お申し込みは こちらから



【2】エコ次郎先生とエコ娘のなるほど講座
本日のお題 【エアコンの2027年問題】
エコ娘 エコ次郎先生、こんにちは!この前パパと家電量販店に行ったら、エアコン売り場に「エアコンの2027年問題、買い換えるなら今!」って書いてあったんですけど、エアコンの2027年問題ってなんですか?
エコ次郎 エコ娘くん、こんにちは。エアコンの2027年問題もご存知なんて、さすがですね!
この問題はざっくり言うと、2027年度から家庭用エアコンに適用される省エネ基準が大幅に強化されることで、基準を満たさないエアコン(省エネ性マークのない製品)が製造・販売できなくなるのです。 いわゆる「スタンダードモデル」「低価格帯」と呼ばれるクラスのエアコンに影響があるので、購入費用が上がったり、選べる機種が減るといった消費者が直面する問題もあり、エアコンの買い替え時期や選び方を見直す必要が出てきています。
エコ娘 えっ、それって結構大きな問題じゃないですか!そもそも、なんで省エネ基準が大幅に強化されることになったんですか?
エコ次郎 背景には3つの問題があります。
まず1つ目がカーボンニュートラルの実現です。日本は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を掲げていることはご存知ですよね。ここでエコ娘くんに問題です。家庭の電力消費の中でエアコンが占める割合はどれくらいでしょうか?
エコ娘 いきなりですね!うーん、そうだなぁ。使い始めたら長時間使い続けるし、夏と冬は必須だから結構比率は高いのかも。20%くらいかなぁ?
エコ次郎 お!なかなか鋭いですね。正解は25%なので、およそ4分の1の電力はエアコンが占めていることになります。改めてパーセンテージで表すと、その存在の大きさに驚きますよね。ですので、カーボンニュートラルの実現にはエアコンを効率化することは避けて通れないのです。
エコ娘 なるほど。逆に考えれば、エアコンの効率化を進めればカーボンニュートラルの実現への近道とも言えますね。
エコ次郎 その通りです。
続いて2つ目が冷媒ガスの国際規制です。家庭用エアコンに使われている代表的な冷媒のR410Aは代替フロン(HFC)の一種で、2016年のモントリオール議定書改正(キガリ改正)に基づいて、地球温暖化対策として生産量が段階的に減らされています。具体的には、2029年以降の生産量が大きく縮小されます。
エコ娘 そっかぁ、省エネ基準の強化には冷媒の規制も関わっていたんですね。
先生、あと1つは?
エコ次郎 3つ目は電気代の高騰リスクです。電気料金はここ数年で上昇傾向にあることはエコ娘くんもご存知ですよね。ロシアのウクライナ侵攻でもLNGの調達問題で世界で電気料金が一気に上りましたが、つい先日起こってしまった米イスラエルのイラン襲撃により、ホルムズ海峡封鎖という最悪のシナリオをたどっていて、日本の火力発電の燃料(LNG・原油)の調達に大きな影響を与えているために、このままの状況が続くと6月頃から電気代がさらに2割ほど上がるとも言われています。
エコ娘 えー!2割も?! つい最近、うちの冬の電気代が3万超えだってママが嘆いて、さすがにダラダラ電気を使う生活は家族全員で見直さないと!って話したばっかりだったんです。私も春休みでつい寝る時間が遅くなっちゃったりするから、それも気をつけなくちゃって思ったけど、気をつけてもさらに電気代が上がるなんてちょっとやる気が失われちゃいますよね。。
エコ次郎 そう感じてしまいますよね。生活をしていく上で電気を使わないわけにはいかないので、電気代高騰も残念ながら受け入れるしかないのが現状ですが、エアコンの性能がグンと上がれば必ず電気代の節約になりますので、来年度以降に発売されるエアコンに強く期待したいと思います。
エコ娘 そっか、そうですよね!こうやって省エネ基準の大幅強化の理由を並べてみると、地球環境対策は待ったなしだし、電気代のことも今回みたいにいつ何が起こるかわからないからこそ、先送りにするんじゃなくて日頃から対策しておかないといけないんですね!
エコ次郎 その通り!さすが、エコ娘くんはしっかりした考え方ができますね。省エネ化=家計を守ることでもある、と前向きに捉えましょう。
エコ娘 はい!ところで先生、エアコンの話しに戻るんですけど、今どんなエアコンを使っている人が買い替えを急いだ方が良いんですか?うちのリビングのエアコンも結構古い気がするから、その辺り詳しく聞きたいです!
エコ次郎 かしこまりました。では次の項目では、早めの買い替えを検討していただきたいエアコンの現状について詳しくご説明させてください。
エコ娘 はい、よろしくお願いします!

【3】エアコンの買い替え検討条件

 2027年に導入される省エネ基準の引き上げは、 「トップランナー方式」と呼ばれる省エネ制度に基づいています。トップランナー方式とは、市場に存在する“最も省エネ性能の高い機種”を基準値に設定し、メーカーが数年後までにその基準を達成することを義務付ける制度です。エアコンはこの制度の対象で、壁掛形は2027年度以降、新基準を満たさない旧基準のモデルは製造・販売ができなくなります。 これによって、
 ● 安価なモデルが市場からなくなる
 ● 省エネ性能が高機能モデル中心となり、新品エアコンの価格帯が全体的に上昇する
 ● 初期投資額がこれまでよりも高くなる
こういったことが想定されます。
また、なるほど講座でもご説明した通り、冷媒規制でガス自体が不足しますし、省エネ基準の切り替えによって古い機種の交換部品の生産や供給が停止し、エアコンが故障した場合に「修理不能」に陥るリスクも高まります。

そこで、今お使いのエアコンが下記の条件に当てはまる場合は、早めの買い替えをご検討ください。


製造から10年以上が経過している
 エアコンは一般的に設計寿命が約10年前後とされています。メーカーはこの期間を基準に部品を製造・保管しており、多くの場合「補修用部品の保有期間」は製造終了後10年程度です。そのため10年を超えると
 ● 修理に必要な部品(基板・モーター・ファンなど)が入手できない
 ● 修理できても中古部品や代替品になる
 ● 修理費が高額になる
といった問題が発生します。つまり「壊れてから直す」前提が成り立たなくなる時期です。

使用冷媒がR22やR410Aなどの旧型である
 10年ほど前に主流だった冷媒(R22・R410A)は、環境規制(温室効果ガス削減)の影響を強く受けています。特に今後はより低GWP(地球温暖化係数)の新冷媒へ移行が進むため、
 ● 生産量が減る(終了する)
 ● 価格が上がる
 ● 入手自体が難しくなる
といった状況が想定されています。特に、2029年以降は「冷媒がない=修理できない」というケースが現実的に増える可能性があります。

過去に冷媒補充を伴う修理歴がある
 冷媒は本来「減らないもの」です。補充したことがある場合は、どこかに漏れ箇所が存在するという意味になります。このタイプの故障は、微細な漏れが完全に止まっていない場合や、配管や接続部の劣化が進んでいるケースが多く、再発率が高いのが特徴です。
 さらに今後は冷媒不足の問題もあるため、再度漏れた場合に補充できず修理不可になる可能性が高い、というリスクがあります。

夏場の冷えが悪い、冬場の暖まりが遅い
 これはエアコンの性能低下の代表的な症状で、主な原因は
 ● 冷媒不足(ガスが減っている)
 ● コンプレッサーの劣化(圧縮力低下)
 ● 熱交換器の汚れや劣化
などです。特に重要なのは、これが突然の故障ではなく「予兆」だという点です。この状態を放置すると、真夏・真冬のピーク時に完全停止したり、電気代が無駄に高くなったり、本来の能力が出ない、といった不都合が出ます。つまり、“まだ動く段階”での交換検討が一番合理的です。

動作音が異常に大きくなってきた
 音の変化は内部劣化のサインです。具体的には
 ● モーターのベアリング摩耗 → ゴー・ガラガラ音
 ● コンプレッサー劣化 → うなり音・振動
 ● ファンの歪みやバランス崩れ → 異音
この状態は「壊れる直前」または「すでに劣化が進行している」ケースが多いです。さらに悪化すると、突然停止したり、ブレーカーが落ちたり、部品破損による大きな修理につながる可能性があります。



【4】編集後記‥‥エコ次郎の小ネタ横町

 みなさま、こんにちは。エコ次郎でございます。ガソリンの暫定税率が廃止になって喜んでいたのもつかの間、ホルムズ海峡封鎖でまだガソリン代が跳ね上がり、一時は180円を超えてしまって本当に驚きました。当たり前に車を使う生活をしていますと、ガソリン代の高騰は家計に響きます。先週は、激変緩和措置のおかげでまた少し落ち着きましたが、さすがに180円を超えた時は冬の間眠っていた自転車の空気を入れてしまいました。

 ガソリン価格が落ち着くと、また何も考えずに車を使ってしまいそうなのですが、せっかく暖かくなってきたタイミングで空気を入れたので、週末のちょっとした買い物に自転車を使ってみました。しばらく乗っていないとかなり新鮮な感覚ですね。風を感じながらの走行は大変に気持ちが良いですし、道端の緑の多さにも気づくことができました。もちろん桜もしっかり目に入ってきて、思った以上に咲いていたので結構癒されました。エコアンの2027年問題ではないですが、地球温暖化対策への取り組みは、やはり日頃からできることは取り入れるべきなので、私はしばらく休日の自転車移動を取り入れようと思います。有酸素運動は、健康増進で一石二鳥ですし!

 そういえば、もう去年になりますが、ペットと乗れる「with one.」という 電動自転車の存在を知りました。私が知った時はまだ発売前で、試乗会もこれからという時でしたが、先日なんとなくその存在を思い出して検索をしてみたところ、第一回目の予約分は完売したそうです。およそ20万円という価格に当時は「うちでは買えないな」と思ったのですが、じっくり仕様を読んでみると、犬以外にも結構な量の荷物を載せられるそうで、2Lペットボトル6本入りの箱も積載可能。1回の充電で約40kmも走ることができて、パンクの心配もいらないノーパンクタイヤを採用。知れば知るほど、まさに今世の中が求めている自転車はwith one.なのではないかと思えてきました。欲しい...(笑) 製造台数に限りがあるので、そう簡単に購入できるとは思えませんし、我が家の財務大臣の壁が大変なネックではあるので夢のまた夢ではありますが、試乗会の案内が出たら応募してみようと思います。

 自転車でのエコ活動をペットと一緒に楽しめたらいいですね。
「with one.」 https://withone.me/




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